調布市が配信する「調布安全・安心メール」の登録者数が急増している。
同メール配信は2005年から開始されたサービスで、市内やその周辺で発生した事件などの生活安全に関する情報などの緊急に伝達する必要がある情報を事前に登録したパソコンや携帯電話のメールアドレスに配信するもの。
同市内では3月11日に発生した東日本大震災の影響を受け、14日から計画停電が予定されているが、16日の第2グループから決行。さらに、京王線が運休や運転本数を減らすなどの規制も行っているため混乱が生じている。
情報を求めるために同配信メールへの登録者数が急増。震災前は約1万5,000人の登録だったが、16日現在で約1万7,795人まで増え、今後も増えると予想している。同市総合防災安全課担当者は「登録もお願いしたいが、携帯電話や無線が使えない時や災害時は多摩地域のコミュニティーFM「調布FM」(83.8MHz.)で緊急情報を放送するので冷静に聴いてほしい」と話す。
登録は同市ホームページ(携帯版ホームページ含む)でリンクボタンからメールアドレスを入力し、メールアドレスを入力送信。その後受信したメール内のリンク画面から必要事項を登録する。4月1日からは空メールを送信する方法に切り替わる予定。