調布市観光案内所「ぬくもりステーション」(調布市布田1)が5月21日~31日、1周年記念の「『ありがとう』キャンペーン」を開催し、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の撮影で実際に使われた小道具を使って水木しげるさんの仕事場を再現する。
同キャンペーンでは水木しげるさんに関するパネル展示をリニューアルするほか、調布物産コーナーで1周年記念グッズを販売。水木さんの直筆サインのオークションや水木プロダクション提供のグッズのチャリティー販売なども行われる。売上全額は東日本大震災の義援金として被災地に送られる。
昨年5月にオープンした同案内所は「ゲゲゲの女房」の視聴率の伸びに合わせ、テレビや雑誌などで紹介されることも多くなり、夏休みには来場者が3万人を超えた。その後3月末までに8万人以上が来場。FC東京の応援や市内の特産コーナーの設置など、同市の観光活性化につながる企画を行っている。
水木さんの仕事場再現コーナーを担当する、同案内所スタッフの吉田さんは「調布に観光に来てくださる方が多くて驚くと同時に、誇らしい気持ちで仕事をしている。これからも、訪れてくれた方が『ぬくもりステーション』があってよかったと言ってもらえるように頑張りたい」と話す。
営業時間は10時~19時。第4月曜定休(祝日は営業)。