調布百店街に7月21日、九州で朝とれた鮮魚を提供する立ち飲み店「潮風酒場」(調布市布田1、TEL 042-444-0344)がオープンした。
運営するのは調布駅周辺と府中市で居酒屋を営む「調風」。同店は4店目。店舗面積は6坪。1階は8人程度の立ち飲みで、座敷16席の2階は海の家を意識した内装に仕上げた。
九州の鮮魚を扱い始めたのは6月。調布で営業する「四季彩 調風」や「炉端 調風」で提供したところ評判が良かったことから、九州鮮魚の専門店を開店しようと決めた。
仕入れ先は福岡にある水産物仲卸大手の「アキラ水産」。博多や長崎を中心に九州で朝、水揚げされた魚を直送し、毎日15時ごろ店舗に届ける。その日の「おすすめ」メニューは、かんぱち刺し身(500円)、石鯛(550円)、いさき(530円)など、届いたものによって毎日変わる。
浜焼きはテーブルに置かれたグリルを使い、自身で焼くスタイル。サザエつぼ焼き、アサリの酒蒸し、イカわたホイル焼き(以上450円)など。アサリやイカはアルミホイルでできた箱の中で焼くため、焼くときに出る魚介の汁がこぼれず、うま味が逃げない工夫をしている。
想定客単価2,800円。山田啓二朗店長は「このような時勢なので、なるべく安くおいしいものを召し上がっていただこうと手頃な単価設定をしている。立ち飲み屋なので気軽に入って、自慢のおいしい魚貝を味わっていただければ」と話す。
営業時間は16時30分~24時(金曜・土曜は翌2時まで)。日曜定休。