調布・仙川の「手造り惣菜の店 いせや」(調布市緑ヶ丘1、TEL 03-3307-2006)が7月12日、現店舗の隣に食堂「うまいもんや いせや」をオープンした。
うまいもんや いせや店内。先代から受け継ぐ人気の揚物も揚げたてを味わえる(関連画像)
同総菜店は1972(昭和47)年創業の老舗。並びにある「白百合女子大学」の学生が毎日弁当を求めて列を作る。2006年にはイタリアで料理を修業した2代目店主・高嶋篤さんが店を継ぎ、洋風のメニューの提供も始めた。「総菜店だけではもったいない」という利用客の声と、隣店舗が空き物件になったのをきっかけに新店舗を開いた。
「うまいもんや いせや」の店舗面積は約8坪、席数はカウンター5席を含む2卓15席。厨房は隣の総菜店と共有し、昼は定食屋、夜は居酒屋の営業形態。魚は毎朝、高嶋さんが築地で仕入れる。豚肉は農林水産大臣賞を6回受賞した武蔵村山市の「下田さん家の豚」を、鶏肉は鳥取県の「大山(だいせん)どり」を使用している。
ランチメニューは「築地直送真ダイのごまだれ丼」「自家製デミグラスハンバーグ」「骨付きバラ肉の柔らか煮」ほか毎日10種類を用意し、価格は全て850円(いずれもごはん・汁物・小鉢・おしんこ付き)。ディナーメニューには、「本日のお造り」「タラのムニエル 焦がしバターソース」「大山どりの山椒焼」(以上680円)のほか、揚げたてを提供する「コロッケ」(100円)や「メンチカツ」(180円)、「やきとり」(各120円)などをそろえる。
ドリンクメニューは、ビール(450円~)、日本酒(1合380円~)、焼酎(グラス450円~)、ハイボール(380円~)、サワー(400円)など。
高嶋さんは「店の目印は長男(8)が墨で書いた看板。料理は新鮮な魚が人気。長年地域で親しまれてきた、先代の総菜メニューも揚げたてを味わえる。20~60代のさまざまな年代が楽しく集う店なので、気楽に飲みにきてもらえれば」と話す。
営業時間は11時30分~15時、18時~22時。日曜・祝日定休。