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調布・仙川に自家焙煎コーヒーの専門店-テークアウトも

店主の平村さん。カウンターに並ぶの自身の出身・愛知県常滑焼の器とテークアウトのカップ

店主の平村さん。カウンターに並ぶの自身の出身・愛知県常滑焼の器とテークアウトのカップ

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 仙川駅近くに12月9日、自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「CafeCajon (カフェカホン)」(調布市若葉町2、TEL 03-6909-1225)がオープンした。

仙川にオープンした自家焙煎コーヒー店「CafeCajon(カフェカホン)」店内の様子(関連画像)

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 店名の「カホン」はスペイン語で「箱」や「引きだし」を意味し、店主の平村潤雨(じゅんう)さんが「コーヒーの引き出しのような店」をイメージして名付けた。店舗面積は約11坪で、併設するカフェはカウンターのみの全5席。

 同店では単一農場で作られた「スペシャルティコーヒー」のみを提供する。豆は、コスタリカ産「ラ・カンデリージャ農園」、グアテマラ産「レタナ農園」(以上共に200グラム=1,260円)のほか、タンザニア産「ルブーマAAA」(同=1,365円)、インドネシア産「スマトラタイガー」(同=1,470円)など、日替わりで常時約7種類を用意する。オリジナルブレンドは「若葉ブレンド」と「CafeCajonブレンド」(同=共に1,365円)の2種類があり、店頭商品は全てその場で試飲できる。

 カフェのメニューはコーヒー(450~500円)のみで、ハンドドリップによる抽出の他に空気の圧力を利用してスピーディーに抽出するエアロプレスも用意する。平村さんの出身地・愛知県にちなみ、コーヒーは常滑焼の器で提供し、愛知名物のビスケット菓子「しるこサンド」のサービス(店内のみ)があるのも同店の特徴。コーヒーはテークアウトもできる。

 平村さんは「仙川はカフェが多く、カフェ好きな方も多いのになぜかコーヒー豆の専門店がなかった。品質の高い『スペシャルティコーヒー』の豆は、飲むとコーヒーの価値が変わるぐらいの驚きがある。コーヒーのいれ方も思われているほど難しくないので、気軽にいろいろ試してほしい」と話す。

 営業時間は11時~19時30分。年内は無休で29日まで営業。来年から火曜定休。

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