アジアの衣料品や雑貨を扱う「Hasie(ハシエ)」(調布市布田5、TEL 042-499-2131)は8月2日から、「魅惑の古布展」を開催する。
「Hasie(ハシエ)」の杉森さん(左)とスタッフの松井さん(右)」
タイやラオスなど東南アジアの山岳民族によって作られ、長い年月を経て人から人へ渡ってきた古布の素晴らしさを知ってほしい、とスタッフ全員の強い思いから企画。東南アジアでは祝いの日に着飾る風習があり、わが子のために一針一針縫い込み作り上げたよだれかけや民族衣装のスカートの一部だったものなど、さまざまな布地を集めた。ミシンの普及から手で繊細な刺しゅうを施す人は少なく、「一点一点貴重な布地」(スタッフの杉森さん)という。
杉森さんは「愛情を込めて作られた繊細で華やかな美しさや、手作りの素晴らしさを知っていただきたい。手仕事に興味を持っている方には特に。その布の持つ背景に思いをはせるとまた違う視点で見ていただけるのでは。額縁に入れて飾るなど、テーブルセンターとしてしてもおすすめしたい」と話す。
開催中は古布(1,000円~)や古布で作られたキーホルダー(840円)なども販売する。
営業時間は10時30分~19時30分。水曜定休。今月12日まで。