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調布に福島の子供たち招待-深大寺に宿泊、復興支援団体が支援

深大寺の僧侶から本堂の説明を聞く子どもたちの様子。

深大寺の僧侶から本堂の説明を聞く子どもたちの様子。

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 震災の復興支援を行うボランティア団体「調布から! 復興支援プロジェクト」(事務局=調布市上石原1、TEL 042-444-8311)が8月18日~20日の3日間、福島県須賀川市の子どもたちを調布市内に招待した。

調布のチームとサッカーの試合する福島の子どもたち

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 同団体は東日本大震災直後の3月19日に石巻へ物資などを届けに行った2人が中心となり、被災地支援に取り組んでいた人たちが連携するかたちで結成。昨年も「福島県須賀川市の子どもたちに思い出に残る夏休みを」と題しイベントを行った。東日本大震災による原発事故の影響から外での遊びを制限されている子どもたちに、調布市の子どもたちと交流しながら夏休みを過ごしてもらおうと企画。

 今年は「須賀川市岩瀬FC」の子どもたちや保護者12人を招待。昨年、観光に訪れた深大寺(深大寺元町5)で同企画の趣旨を知った須賀川出身の住職の張堂完俊さんが協力を申し出たことから、今年は深大寺に宿泊した。同寺での座禅体験をはじめ、深大寺そば店「多聞」の駐車場でバーベキューや花火を行ったほか、FC東京の試合観戦やプールでの遊泳、市内の子どもたちとのスポーツ交流や市内観光などで、夏休みの思い出を作った。

 同団体の副代表で福島県出身の水戸和幸さんは「今回の企画を通じて福島の子どもたちには、東京にも被災地復興を願い、応援する仲間がいることで勇気を持ってほしい。復興支援事業は10年、20年と続くこと。調布市民の皆さまの知恵とご協力を得ながら、次年度以降も継続していきたい」と話す。

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