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調布の老舗居酒屋、地元福祉団体に「米」贈呈企画-50周年で

50周年を迎えた、居酒屋「銀八」。写真は社長の鳥居龍夫さん。

50周年を迎えた、居酒屋「銀八」。写真は社長の鳥居龍夫さん。

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 調布駅北口徒歩5分にある老舗居酒屋「銀八」(調布市小島町1 TEL 042-482-7754)が50周年を迎え、10月29日から地域への感謝を込めて調布の福祉団体に「木島平米」を贈呈する企画を展開している。

「調布八雲苑」への木島平米の贈呈の様子

 現在の店長、鳥居龍夫さんの父、政夫さんが1962(昭和37)年に開いた同店。政夫さんは晩年に脳梗塞を発症し、車いすの生活を8年間送った。その時、調布市の福祉施策に助けられたことを、龍夫さんは今でも忘れられないという。「いつか少しでもご恩返しができれば」と思い続け、今回の贈呈を企画した。来店客1人につき、1食分(約90グラム)の新米を「調布市社会福祉協議会」や特別養護老人ホーム「調布八雲苑」に贈る。

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 木島平米は調布の姉妹都市である長野県・木島平村で生産されるもので、2009年度「第11回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」で金賞を受賞したブランド。今年は高温障害を受けたが、同米を関東で初めて紹介し、日本で約400人しかいない「五ツ星お米マイスター」を持つ、地元の「白井米店」が品質の良いものを厳選。鳥居さんは「おいしい新米を少しでも早く食べてほしい」と来客数を見越し、29日に米の一部を先に贈呈した。

 鳥居さんは「この企画で来店を促す意図は全くない。贈呈をするのにきっかけが欲しいと思い、50周年に合わせた。たくさんあっても困らない物を聞いたら、『米』とのことだったので、姉妹都市の『木島平米』を選んだ」と話す。

 営業時間は17時~23時。日曜・祝日定休。12月末まで実施する予定。

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