あと1週間を切った新年を前に、調布エリア近郊で来年の初詣に行く場所で「深大寺」と「布多天神社」が3割ずつを占め、トップを独占したことが、「調布経済新聞」のアンケートで明らかになった。
アンケートは、同サイトが選挙期間中の12日間を除き、12月1日からサイト上で実施したもので、調布市内や近隣の寺社など11の選択肢から選ぶもの。12月27日時点の集計数は279で、1位は「布多天神社」の98人(35.1パーセント)。次に、「深大寺」の80人(28.7パーセント)。隣の府中市にある「大國魂神社」と答えた人も多く、36人(12.9パーセント)で3位となった。「調布市内のその他の神社」や「その他」(選択肢以外の寺社)と答えた人も、それぞれ15人(5.4パーセント)と13人(4.7パーセント)おり、混み合う大きな寺社ではなく、近隣で初詣を済ませると推測される人も多いことが分かった。
アンケート結果で1位の布多天神社の参拝は24時間可能で、元旦午前0時にお神酒が振る舞われる。正月の三が日はお守りの頒布(元旦は0時~20時、2日・3日は9時~20時)を行うほか、祈祷は元旦0時45分から翌2時、9時から16時30分、2日からは9時から16時30分まで実施する。
また、正月の三が日で例年約20万人が参拝に訪れる「深大寺」は、大みそかのみ、夜中も参拝が可能で、大みそかは翌元旦の2時40分まで護摩祈願を実施(元旦~3日は9時から40分~1時間おきに17時20分まで)。元旦午前0時には元三大師堂で、新年最初の行事として、深大寺全僧侶により天下泰平、国家安穏、仏法興隆を祈願する修正会大護摩供(しゅしょうえおおごまく)が除夜の鐘とともに行われる。詳しくはホームページで確認できる。元旦は例年19時ごろに山門を閉じ、参拝ができなくなるほか、三が日は車道が一方通行になるので注意が必要。