調布・国領駅近くの旧甲州街道沿いに1月、アンティークショップ「Antique Art タカツ」(調布市国領町1)がオープンした。
ショップスタッフの(左から)副課長・佐藤 博さん、主査補・青木 文恵さん、鈴木 緑夏さん、課長・礒 剛一さん
1918(大正7)年創業、映画やCMなどで使う小道具のリースやスタイリングを行う「美術さん」の老舗として有名な高津装飾美術(同)が敷地内で始めた同店。昨年3月に新規事業開拓のために発足した事業の一環で同年11月から12月まで、1カ月間の期間限定で営業したが、客の反響に応える形で再オープンした。
店舗面積は約15坪。店内に並べられたアンティークの家具や小物は、直接買い付けたもの。鹿の絵が一枚一枚手作業で絵付けされた時代物の皿(3,000円)や九谷焼のとっくり(2,000円)、漆塗りの火鉢(12,600円)など、和物を中心に取りそろえている。
同室副課長の佐藤博さんは「もともと博物館やイベントなどの納品用で買い付けをする専門部署があり、その道のプロが買い付けてきたものを店頭に出しているので品質は確か。掘り出し物もあるはず」と話す。また、課長の礒剛一さんは「『映画のまち調布』で長くやってきて業界の方には知られているが、一般の方と触れ合う機会は少ない。弊社のことをご近所の方に知ってもらい、地域貢献になればと考えている」とも。
営業時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日定休。