鳥取県の境港と調布を受験会場とする「第8回境港妖怪検定」の申し込み受け付けが現在、行われている。
漫画家・水木しげるさんの出生地である鳥取県境港市で2006年から行われている同検定は、水木さんが妖怪考察を通じて学んだ、日本各地に伝わる妖怪や伝承についての知識を「資格」として公式に認定する検定試験で、2009年から水木さんが住む調布市でも開催。これまで3608人が受験し、初級2011人、中級200人、上級9人が合格して「妖怪博士」の認定を受けている。
調布では初級と中級のみの実施。初級は公式テキスト「水木しげるロードの妖怪たちIV」(境港市観光協会発行、1,200円)、中級は公式テキストのほか、水木しげる著「図説 日本妖怪大全」(講談社発行、1,365円)から出題。調布市に関する基礎的な情報からも5問程度出題する予定。
共催の調布市観光協会の松壽さんは「妖怪に関する知識を試す公式検定を受験し、調布にお越しになるこの機会に鬼太郎ゆかりの観光スポットをぜひ訪れてほしい」と話す。
試験日は10月27日。受験料は、初級=2,000円、中級=3,000円。調布会場は調布市民プラザあくろす(調布市国領町2)。受験希望者は、パソコンまたは携帯電話の「境港妖怪検定」公式サイトから申し込むか、調布市観光案内所「ぬくもりステーション」で配布する専用申込書で9月30日までに申し込む。