電気通信大学(調布市調布ヶ丘1)の機械知能工学科公認サークル「ロボメカ工房」が、「小中学生ロボットアイデアコンテスト」(通称「D2ロボコン」)の参加者の募集を9月20日に開始した。
同サークルは大学からの全面的な支援を受け、ロボットグランプリでの優勝を含め毎年好成績を収めている。同コンテストは「地域の小中学生にもの作りの楽しさを知ってもらいたい」と同サークルが主催し、毎年同大の大学祭で行っている自作ロボット競技大会。
同コンテストでは大会前にロボットの製作教室が開かれ、参加者は市販のキットを用いながらオリジナルロボットを作る。製作に必要な工具などは貸し出され、大学生から製作アドバイスを受けられる。コンテスト前日にロボット操作を練習し、当日は大学生が考えた競技ルールに従い子どもたちが自分のロボットで優勝を目指す。
今年の競技タイトルは「新資源メタンハイドレートを発掘せよ!」。メタンハイドレートとはメタンガスと水から成る物質で、石油や天然ガスに代わる次世代資源として注目を集めている。コンテストでは、自分のロボットを操作して3分間の競技時間中にポイントの違うアイテム「メタンハイドレート」や「鉱石」を集めて合計点を競う。子どもたちは、自作ロボットを工夫したり操作を練習したりして高得点をねらう。
同サークルの学生メンバーは「たくさんの子どもたちにもの作りの楽しさを体験してほしいので、興味があれば気軽に応募して。私たちと一緒に自分だけのロボットを作って大会を楽しもう」と呼びかけている。
締め切りは10月31日。ロボット製作教室は11月9日・10日・16日(予備日17日)12時~17時。試走会は11月23日12時~17時、大会は24日12時受け付け、13時試合開始(18時終了予定)。参加費は3000円(材料費のみ)。会場は電気通信大学。問い合わせはentryrmf@gmail.com。申し込みはホームページから。