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調布・仙川に鴨ガラ・煮干しスープのラーメン店-口コミで連日行列に

都内でも珍しい鴨ガラ出汁を使用した「中華そば」(700円)と「炊き込みご飯」(100円)

都内でも珍しい鴨ガラ出汁を使用した「中華そば」(700円)と「炊き込みご飯」(100円)

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 調布・仙川に10月28日、「中華そば しば田」(調布市若葉町2)がオープンした。

「中華そば しば田」の店主、柴田貴史さん。国領育ち、「『熊王』が一番好き」と話す

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 ラーメン業界で約6年の経験を持ち、自身も大のラーメン好きという店主の柴田貴史さんが、それまで勤務していた吉祥寺のラーメン店「音麺酒家 楽々」の閉店を機に開いた同店。同市国領で生まれ育った柴田さんは、国領の有名ラーメン店「熊王」のように、奇をてらわず長く地元に愛される店にしたいと、材料を惜しまずラーメン作りに励むため、家賃を抑えられる仙川駅から徒歩10分ほどのエリアに出店した。オープン以来、うわさを聞きつけた客などで連日行列ができている。

 店舗面積は約7.5坪、カウンター席8席。ラーメンは鴨(かも)ガラだしを使った「中華そば」(700円)と煮干しと水だけでだしを取った「煮干しそば」(700円)の2種類を用意。柴田さんが考える中華そばの枠に収めながら、素材を厳選し、数種類のしょうゆを絶妙にブレンドすることなどで個性的な味を出すことにこだわったという。いずれもしょうゆダレの澄んだスープで見た目は変わらないが全く違う味に仕上げ、それぞれに、「味玉」のせ(800円)、「チャーシュー」のせ(900円)、「味玉チャーシュー」のせ(1000円)のほか、「炊き込みご飯」(100円)などを用意する。

 柴田さんは「駅から離れているので、わざわざ食べに来てくれる方に喜んでもらえるようなラーメンを妥協せずに作っていきたい。2人でお越しの際はぜひ、2種類を食べ比べてみてほしい。年配の方には懐かしく、若い人には新しい、小腹がすいた時に思い出してもらえるような店になれれば」と話す。

 当面の営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~21時(材料が無くなり次第閉店)。火曜定休。

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