調布市内で1月4日、新年の縁起行事「調布七福神めぐり」が行われる。
人々に福を授ける縁起の良い神様「七福神」をまつる市内の寺院を巡る毎年恒例の同イベント。今回で29回目を迎え、今年1月には約150人が参加した。
12キロほどの道のりを約4時間かけて、西光寺(大黒天)→大正寺(恵比寿神)→常性寺(布袋尊)→祇園寺(福禄寿)→深大寺(毘沙門天)→明照院(弁財天)→昌翁寺(寿老人)の順に歩く。西光寺には正月7日間だけ公開される大黒天のほか、調布で生まれた新選組局長近藤勇の座像も安置されている。毘沙門天を祭る深大寺は縁結びの神様として拝まれ、福禄寿を祭る祇園寺には自由民権運動の板垣退助が自ら植えたと伝えられる「自由の松」がある。参加者には記念バッジや当日利用できる深大寺そばの割引券も配布する。
調布市観光協会の伊井埜(いいの)さんは「毎年、市内だけでなく市外からも多くの方に参加いただき、好評を頂いている七福神めぐり。今年は昨年とコースを変えているので、今までに参加したことがある方もそうでない方も楽しめるよう企画している。お昼に深大寺で食べるそばは格別。お正月の運動不足解消に、一年の初めの開運祈願に、ぜひご参加いただければ」と話す。
参加費は500円(保険、資料代)。事前申し込みは12月20日締め切り。交通費、昼食代、色紙代、御朱印などは個人負担。当日参加も受け付ける(当日申し込みは600円)。