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調布に地元野菜使うイタリアンレストラン-「まんぷくシェフ」腕ふるう

もちもちした食感と小麦の香りが自慢の自家製ピッツア「マルゲリータ」(1,000円)

もちもちした食感と小麦の香りが自慢の自家製ピッツア「マルゲリータ」(1,000円)

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 調布市調布ヶ丘に12月16日、イタリアンレストラン「Trattoria Concerbuono(トラットリア コンチェルボーノ)」(調布ヶ丘2、TEL 042-444-8394)がオープンして1カ月がたった。

自称「まんぷくシェフ」、店主の近藤大樹さん

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 店主でシェフの近藤大樹さんが、イタリアンレストランで約15年の経験を経て体力的にも技術的にも充実してきたと感じたことから、念願を叶え妻の弘美さんと開いた同店。店名は食材や料理、食べる人など、店の全てが調和することを願い、イタリア語で「演奏会」を意味する「concertino」と「おいしい」を意味する「buono」を合わせ、「おいしい演奏会」と表現した。

 同市内の調布卸売センター(深大寺元町1)が近いことから、調布産の野菜を中心に国産の食材を使用し、日本の旬をイタリアンで楽しめるメニューを用意する。店舗面積は約15坪で、席数は20席。地域の人や在勤者をターゲットに、カジュアルにもフォーマルにも利用できる店を心掛けるという。

 生麺のような食感のある国産の乾麺を使用したパスタは、「調布・近隣のお野菜いっぱいのペペロンチーノ」(1,000円)や「丸ごとワタリガニとセリのトマトクリームソース」(1,400円)など約8種類。もちもちした食感と小麦の香りを出すために小麦粉を独自でブレンドして使う自家製ピザは、「マルゲリータ」(1,000円)、生ハムとルッコラ、リコッタチーズをあしらった「プロシュート・エ・ルッコラ」(1,300円)など約5種類を用意。メーンディッシュはその日入荷した旬の魚を煮込む「アクアパッツア」(2,200円)、「岩手県産岩中豚肩ロースの網焼き」(1,600円)など。ディナーコース(2,500円~)、ランチコース(1,000円~)はそれぞれ4種類を用意する。

 ワイン(ボトル2,000円~)は約20種類をそろえ、一部はグラス(400円~)やデキャンタ(1,600円~)でも提供する。ソフトドリンクは約5種類で「自家製フルーツビネガーソーダ」(500円)が好評という。

 自身を「まんぷくシェフ」と呼び、店のキャラクターにもしている近藤さん。「その日に入荷される旬の食材で創造することを毎日楽しんでいる。極力手作りにこだわり、地域の人に親しみやすく、心もおなかもまんぷくになって喜んでもらえるアットホームな店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間はランチタイム=11時30分~14時30分、ディナータイム=17時30分~22時。水曜定休。

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