調布・国領の「市民プラザあくろす」(調布市国領町2)で2月4日から、「ソーシャル&モバイル時代の情報発信術講座」が開かれる。主催は調布でコミュニティービジネスの推進を目指す市民団体「調布アットホーム」内に設立した組織「調布コワーキングスペース準備室」。
創業予定者や事業者、団体運営者を対象にした同講座は昨年に続き2回目。昨年は延べ50名以上が受講し人気を集めたことから、今回は講座回数を1回増やし全5回とした。内容は、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末やフェイスブックやツイッターをはじめとするソーシャルメディアの普及が一段と進んだことで、ユーザーがより気軽に情報を発信できる環境が整ってきたことから、「ホームページ、ブログ、ソーシャルメディアによる情報発信」「フェイスブックによる情報発信」「動画による情報発信」など、情報発信にポイントを絞ったテーマにした。
同団体は2012年から、その時に話題となっているタブレット端末やソーシャルメディア、動画などに特化した講習会をサロン形式で開催。毎回テーマを変え、今までに50回以上、調布市内で開いてきた。
調布アットホームの代表を務める石原靖之さんは「ITスキルは起業や会社経営、団体運営では不可欠だが、最近では、ソーシャルメディアやスマホなどモバイル端末を使いこなせれば、より簡単に低コストで、さまざまのことが行えるようになった。その最新情報を学び活用することで、調布で地域課題を解決するコミュニティービジネスに取り組む人が増えればうれしい」と話す。
講師を務める足利宏治さんは「女子高生がスマホで日常を生中継している一方で、情報発信がうまくできないビジネスパーソンは少なくないと思う。どんなコンテンツをどうやって制作しネットを使って広めるか?情報発信でPR・集客したい仲間たちと一緒に学び、刺激を受けてモチベーションの上がる講座にしたい」と話す。
受講料は1講座2,000円各回定員20人で、1回だけの受講も可能。定員を超えた場合は市内で活動している人を優先。各講座の日時・会場・内容などはホームページで確認できる。