調布・神代植物公園で小笠原諸島の自然展-絶滅危惧種等の保護活動を紹介

小笠原諸島の自然

小笠原諸島の自然

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 都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)の植物会館展示室で7月15日から、「世界自然遺産 小笠原諸島の自然」が開催されている。

昨年の展示の様子

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 小笠原諸島は、海洋島における生物の進化過程を示す見本として世界的な価値を認められ、2011年に世界自然遺産に登録された。しかし、外来生物の進入や環境の変化により絶滅を危惧される動植物も多く、それらを保護する取り組みが必要とされている。同園では関係機関と連携・協力し、「植物多様性保全」の観点から同諸島の固有植物約30種を系統保存・栽培している。

 同展は多くの都民に小笠原諸島の自然の価値、固有種保護の取り組みと課題を知ってもらうことを目的に開催。小笠原の自然と生物が織りなす生態系を、植物とパネル展示を用いて紹介する。19日・20日・21日の各日11時と15時からは職員による展示解説も行う。

 広報担当者は「この機会に自然への関心を深めてほしい。子どもたちの夏休みの研究にも役に立つのでは」と話す。

 開催時間は9時30分~16時30分。月曜休園。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。今月21日まで。

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