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東京アートミュージアムで「池田龍雄展」-新旧混成、未発表作品も

池田龍雄さんの作品「浮遊するもの」

池田龍雄さんの作品「浮遊するもの」

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 東京アートミュージアム(調布市仙川町1、TEL 03-3305-8686)で9月13日から、「池田龍雄展-既知と未知と-」が開催される。

池田龍雄さんの作品「場の位相2013」

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 池田龍雄さんは1928(昭和3)年佐賀県生まれ。1945(昭和20)年に海軍航空隊の特攻隊出撃寸前で終戦を迎える。1948年多摩造形専門学校(現多摩美術大学)に入学し、岡本太郎さん、花田清輝さん安部公房さんなど戦後のアバンギャルド芸術運動に参加。国立近代美術館、東京都都美術館、各地の美術館の企画・主催する展覧会に多数出品している。海外でも早くから文学・映画・演劇などのジャンルとの交流を深め、舞台装置を手がけるなどの活躍している。

 「ここに並べた作品は新旧入り交じっている。すでに発表した作品、未発表の作品とさまざま。表現は、それを発表することまでも含まれるとすれば、これらの作品は、ここで完成することになる。作品はそれを見る人によってもう一度作られる」と池田さん。

 プラザ・ギャラリー(調布市仙川町1、TEL 03-3300-1010)では9月6日から、「池田龍雄色紙展」も開催している。

 東京アートミュージアムの開館時間は11時~18時30分(入館は18時まで)。月曜~水曜休館。入館料は、一般=500円、大学生・高校生=400円、小中学生=300円。11月30日まで。プラザ・ギャラリーの開廊時間は10時~18時30分。水曜休廊。入場無料。同28日まで。

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