調布の小学校で「こどもあそび博覧会」-体験通し地域と学校の連携目指す

昨年、滝坂小学校で開催された「こどもあそび博覧会」の様子

昨年、滝坂小学校で開催された「こどもあそび博覧会」の様子

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 調布市立多摩川小学校(調布市多摩川3)で9月20日、「やあやあドリームオールスターズ2014こどもあそび博覧会」が開催される。

「やあやあドリームオールスターズ2014こどもあそび博覧会」実行委員メンバー。前列中央は齋藤秀史同校長

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 市内の小学校を会場に約40の市民団体が、それぞれの活動PRや情報交換、地域と学校の連携推進などを目的に、今回12回目を迎える同イベント。対象を子どもに絞った発表や体験ブースなどを設けることが特徴で、年々認知度が高まり昨年度は約500人が来場した。

 出展は、壊れたおもちゃから動く仕組みを学ばせる例年人気の「電気通信大学おもちゃの病院」や、住宅の骨組みを組み立てて棟上げ式を行う「子ども大工さんコーナー」、ガラスに砂を吹き付けて模様を彫刻する「サンドブラスト」体験、「人間すごろく」「むかしあそび」など約30ブース。そのほか、調布消防少年団鼓笛隊による演奏など、普段子どもだけでは体験できない趣向を凝らした「遊び」を用意する。

 同小学校地域の健全育成推進委員会と開放運営委員会では、地域の児童で構成するジュニアサブリーダー「たまっ鼓」による和太鼓パフォーマンスや、同地域のイベントで親しまれている焼きそば、フランクフルトなどの販売を行い、「多摩川らしさ」を紹介。齋藤秀史同校長も「自分も回ってみたくなるような盛りだくさんのイベントにわくわくしている」と期待を寄せる。

 「調布市青少年ステーションCAPS」副館長で同実行委員長の吉田悟朗さんは「子どもは1つの経験でぐっと成長することがあるので、そのきっかけになるような楽しい体験をしてもらいたい。また、市民団体の存在や活動を知ってもらうとともに、学校とのつながりを持つことで災害時なども地域で協力し合える活動になれば」と話す。

 開催時間は10時~15時。入場無料。雨天決行。問い合わせ先は、調布市民プラザあくろす市民活動支援センター(TEL 042-443-1220)。

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