狛江駅前にあるエコルマホール(狛江市元和泉1)で12月23日、「狛江市民吹奏楽団第15回定期演奏会」が開催される。
1997年に狛江高校卒業生と狛江市在住の有志数名が立ち上げた同楽団。現在は調布市や川崎市など狛江以外の地域からの参加も増え、20代から70代までの約50人で同演奏会に臨む。練習は毎週土曜に行い、定期演奏会のほかに同市で開催する初夏の音楽祭、市内老人ホームへの慰問演奏、狛江市ボランティアのつどいなどで演奏活動をする。「楽しむ・楽しませるそして充実を得る」をモットーに地域に根ざしたコンサート活動を継続的に行っている。
同演奏会の演目は行進曲「美中の美」 、アパラチアン序曲、稲穂の波、祝典のための音楽、歌劇「ファウスト」よりバレエ音楽、交響曲第5番「革命」より第4楽章、ルパン三世のテーマ’97、サンバ・テンペラード、シング・シング・シング、メモリーズ・オブ・ヘンリー・マンシーニ。15回目の開催となる同演奏会、毎回観客も巻き込み会場が一体となって楽しめる工夫を凝らしており、クリスマスや歳末にちなんだコーナーも用意している。また開場後開演までの間、ロビーにて少人数によるアンサンブルの演奏も披露する。
団長の古館さんは「若年者数人からスタートした団だったが、現在では幅広い世代の団員に恵まれ楽器、音楽を楽しんでいる。17年間の活動の中、今まで当楽団を絶えず気持ちのこもった応援を続けてくださった皆さまに答えるべく演奏会ではその感謝の気持ちを込めた演奏をしたい。クラシックや吹奏楽が好きな人はもちろん、あまり興味の無い人にも気軽に楽しんでいただける演奏会なので、お子さまからご年配の方まで幅広く多くの方に生の『コマスイサウンド』を感じていただきたい」と話す。
15時30分開演。入場無料。