調布市文化・コミュニティ振興財団が現在、2月16日に同市文化会館たづくり(調布市小島町2)で行う古楽オーケストラ&合唱団「バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)」公開リハーサルの参加者を募集している。
音楽家の鈴木雅明さんが演奏曲目や作曲当時の時代背景の解説を行う様子
同企画は、国内外の音楽賞を多数受賞する音楽家の鈴木雅明さんが調布市在住であることをきっかけに、同財団と鈴木さんが代表を務める「BCJ」が2010年に相互協力協定を締結したことにより展開されているイベントの一つ。
公開リハーサルは公演前の練習会場として同館を利用し、市民らを対象に公開。鈴木さんが演奏曲目や作曲当時の時代背景の解説も行い、私服姿のメンバーを前に国籍に合わせて英語や日本語を取り混ぜて指示を出し、徐々に曲を完成させていく様子を見学できる。リハーサル曲目は、「カンタータ第106番、198番より/J.S.バッハ」。
同財団の阿部さんは「BCJは国際的に活躍している日本を代表する古楽器演奏団体。公開リハーサルでは、鈴木雅明さんの曲目解説を聞いてから演奏が始まるので、より親しみを持って音楽を聴くことができると思う。本番さながらの演奏にぜひ期待してほしい」と話す。
開催時間は14時。参加無料。申し込みは往復ハガキで1月31日まで受け付ける。定員400人。応募多数の場合は、同市民・在勤・在学者を優先して抽選する。