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調布音楽祭、3日間に拡大して開催へ-日本を代表する音楽祭目指す

昨年の「ミュージックカフェ」の様子

昨年の「ミュージックカフェ」の様子

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)と調布市グリーンホール(同)で7月4日~6日、「調布音楽祭」が開催される。

7月4日から開催する「調布音楽祭」

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 調布市文化・コミュニティ振興財団が主催し、毎年開催する恒例の同音楽祭。古楽アンサンブル「バッハ・コレギウム・ジャパン」の代表を務める鈴木雅明さんが同市在住であることをきっかけに2010年、両団体の協定が結ばれたことで、同音楽祭でも同協定を活用した取り組みを展開している。昨年は2日の開催で、延べ4423人が来場。今年は3日間に拡大して開催する。総合プロデューサーは音楽家の鈴木優人さん、監修は鈴木雅明さんが務めるほか、今年は副プロデューサーに調布出身のピアニスト・森下唯さんが加わる。

 公演内容は、「佐藤俊介×鈴木優人『バッハの夜』」「桐朋学園オーケストラのドヴォルザーク」「望月哲也テノールリサイタル『詩人の恋』」「森下唯&ピアニート公爵ジョイントリサイタル」「バッハ・コレギウム・ジャパン『ブランデンブルク協奏曲』」のほか、桐朋学園大学音楽学部の在学生と卒業生が次々に出演する「ミュージックカフェ」やオーディションで選ばれた市民音楽家たちが演奏を披露する「オープンステージ」、親子向け公演なども用意する。

 今年から、アートと音楽のコラボレーション企画として提携アーティストによる「アーティスト・イン・レジデンス」を新設。木版画家の沙羅さんが第1回の招待作家として迎えられ、同音楽祭を彩るアートを担当するほか、Tシャツや作品をフィーチャーしたグッズ販売を行う。

 鈴木優人さんは「調布は音楽にあふれた街です。桐朋学園の存在はもちろん、市民音楽家の裾野もとても広い。そのことは、昨年の音楽祭オープンステージをご覧になった方々には実感いただけたことでしょう。そんな音楽祭が日本を代表するものとなる日も遠くないと信じています。今年も目が離せない演奏会がめじろ押し。七夕前の週末、皆さんと過ごす音楽の一期一会が楽しみでなりません」とコメントを寄せる。また、同財団は、同音楽祭への寄付金も受け付けている。

 公演スケジュールとチケット料金はホームページで確認できる。

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