京王線調布駅東口の旧甲州街道近くに2月6日、ラーメン店「郎郎郎(さぶろう)」(調布市布田1)がオープンした。
同店は有名店「ラーメン二郎」(港区本店)の影響を受けた「インスパイア系」として町田、中河原(府中市)、八王子、吉祥寺に展開するチェーンの5店舗目。各店とも好調なことから、満を持してラーメン店の多い同エリアに出店し、連日行列になっている。「郎」の字を3つ並べた店名に「お客さんの笑顔と満足度で『二郎』を越えたい」という思いを込めた。店舗面積は約10坪。席数は、カウンター10席、テーブル席4席。
メニューは、豚骨しょうゆベースのスープと歯ごたえのある自家製太麺にキャベツとモヤシの「野菜」と、「豚」と呼ばれるチャーシューをトッピングした「さぶろうらーめん」(普通盛り700円)が基本。その他、調布店の新作「さぶろうみそらーめん」(普通盛り700円)と辛さ5段階の「さぶろうファイヤー麺」(各メニュー50円増し)のほか、「さぶろう油そば」、「さぶろうつけ麺」(各750円~)などの「さぶろう系」と、「魚介系」とよぶ「油そば」と「つけ麺」(各750円~)は「さんま」と「オマールエビ」から風味を選ぶ。
また、「さぶろう系」メニューに追加できる無料トッピングは「野菜」、「脂(背脂)」、からあげのころもの自家製揚げ玉「揚げ又は辛揚げ」、「味(濃いめ、薄め)」、「にんにく」のほか、同店独自の「しょうが」も好評で、いずれも食券渡し時に店員に伝える。「日替わりトッピング」も無料で、他店舗では「豆モヤシキムチ」や「おにぎり」などをのせて提供した日もあるという。「二郎系」定番と言われる「黒ウーロン茶」はジョッキ(100円)で提供する。
同店の山本さんは「『調布にほしい』という声に応え、ついにオープンできた。調布の皆さんをおなかいっぱいにして喜ばせたい。トッピングの『しょうが』はまだ珍しいので、ぜひ試してみてほしい。野菜増しは無理せず食べきれる量で注文を」と話す。
営業時間は11時~15時、17時~翌3時。年中無休。