調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で3月3日、最新型邦楽ユニット「ざ・五人囃子(ばやし) 結成3周年 Birthday Live~座・雛(ひな)祭りin調布」が開かれる。
「ざ・五人囃子」はおひなさまの五人ばやしが担当する、太鼓、大鼓、小鼓、笛、うたで演奏する、衝撃の仁さん、狂乱の陽さん、哭(な)きの貴さん、中立の幹さん、鋼の剛さんの男性5人組ユニット。
古くから伝承してきた楽器と声を使い、古典曲は分かりやすく、現代曲は形式を超えて祖先から伝わる音を生かすなど、独自の角度からアレンジ。そのスタイルで国内外から注目を集め、イタリアやフランスでの海外公演を成功させるなど活動の幅を広げている。
同公演では、結成3周年を迎えるひな祭りに、新しい伝統音楽を目指して活動してきた同グループが、これまでとこれからの新しいはやしを披露する。
主催する調布市文化コミュニティ振興財団の白勢さんは「5人は伝統に根差した場で音楽活動を続けている若手実力派。確かな技術と自由な発想で奏でる楽曲は新しさの中にも伝統を感じる。打楽器の響き、笛の音色、独特の間をぜひ体感してほしい」と話す。
開演時間は19時。チケットは全席自由、一般=2,500円(学生=1,000円)。