調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)2階南ギャラリーで3月26日~29日、「アトリエ・エソーレ シャドーボックス作品展2015」が開催される。
シャドーボックスは同じ絵を6枚程度使用し、部分的に切り抜いたものを重ね合わせ、立体的に組み立てるハンドクラフト技法。同展は今回で9回目の開催で、「K'sアートアトリエ・エソーレ」調布教室(布田1)、湘南教室、山形教室のインストラクターと生徒の作品約200点を展示する。
江ノ電沿線の風景画を描く画家・湯浅誠さんの絵を題材にした、「江ノ電の旅」をテーマにした作品13点も展示。江ノ電や鎌倉プリンスホテルの窓にプラスチック板を使用し、テグスで雨を表現するなど新たな工夫を用いて制作した。また、同教室の立ち上げ当初から協力する水彩画画家の加藤寿子さんを追悼する展示コーナーも用意。生徒の自由作品も並べる。
主宰でチーフインストラクターの田中玲子さんは「18年教室を続けてこられたのは、変わらないスタッフや皆さんの支え。18歳~93歳までの幅広い年齢層の生徒たちの作品とともに、江ノ電と加藤先生の作品をぜひ見てほしい」と呼び掛ける。「見に来た方が笑顔になって帰って行かれるとうれしくなる。作品から楽しさや温かさを感じてもらえれば」とも。
開催時間は、26日=12時~19時、27日・28日=10時~19時、29日=10時~18時。入場無料。