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西調布のブックカフェで「ビブリオバトル」 「チャンプ本」3冊決定

「チャンプ本」を推薦した3人の「バトラー」。左から眞野孝枝さん、大嶋友秀さん、常川真央さん

「チャンプ本」を推薦した3人の「バトラー」。左から眞野孝枝さん、大嶋友秀さん、常川真央さん

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 西調布の品川通り沿いにある「Book Cafe DEN」(調布市上石原2)で3月28日、「ビブリオバトル」が開催された。

「Book Cafe DEN」で開催したビブリオバトルの様子

 「ビブリオバトル」は、参加者が持ち寄ったお薦め本を紹介しあう書評コミュニケーションゲーム。普及委員会が定める公式ルールにのっとり、「バトラー」と呼ばれる参加者が、それぞれ5分の持ち時間で推薦本をプレゼンテーションし、「どの本が一番読んでみたくなったか」を基準に投票で「チャンプ本」を決める。

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 店主の池田隆年さんが、学校や図書館などの公共施設や書店などで開催されることが多い同イベントを「サロンのような雰囲気でやってみたかった」と企画した。八王子を拠点に普及を行う団体「BiburioEi8ht(ビブリオエイト)」の協力で開催する。 

 当日は着物姿で訪れた男子大学生や、今回で10ゲーム目という常連、地元の初心者など、男女12人の「バトラー」が参戦。同店のコーヒーと手作りケーキを楽しみながら、4人ずつのグループに分かれ、3ゲームが行われた。

 今回選ばれた「チャンプ本」は、初参戦の眞野孝枝さんが紹介した絵本「アンジュール」(ガブリエル・バンサン作)、常川真央さんの「書くことについて」(スティーブン・キング著)、大嶋友秀さんの「キャパの十字架」(沢木耕太郎著)の3冊。常川さんは「人それぞれ本の読み方が違うのが面白いし、本と一緒に人を知れるのが最大の魅力」と話し、イベント後に別会場で行われる懇親会を楽しみにしている参加者も多いという。

 「BiburioEi8ht」の五十嵐孝浩さんは「調布での開催はおそらく初めて。多くの人に知ってもらい開催を増やす事でテーマや演出を凝らしたバトルや『チャンプ大会』などを企画して楽しみの場を増やしていきたい」と話す。

 今回初参戦を果たした池田さんは「本を通じて人と知り合い、その人の個性を知り、人の輪が広がる場になれたらコミュニティーカフェとして最高にうれしい。今後も半年に1回をめどに定期開催し、地域に根付いたイベントにしていければ」と意気込む。

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