調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で5月28日、調布市在住の落語家・立川晴の輔さんが「立川晴の輔独演会」を開催する。
立川晴の輔さんは立川志の輔さんの一番弟子で、1997年に入門。二つ目・立川志の吉として、同市内各地での落語会や若手による2人会などで親しまれ、2013年12月に真打ちに昇進。晴の輔に改名した。
真打ち昇進後、地元ホールでは初となる同公演。3月に柴崎駅近くの「朝寿し」(菊野台1)で出前寄席を開催し、落語に入る前の導入である「まくら」で、京王線柴崎駅の「悲哀」や地元の大病院での患者呼び出しアナウンスを表現し、地元市民を盛り上げていた晴の輔さん。同公演では、同じ調布市出身の落語家・立川左談次さんをゲストに迎え、「調布・地元トーク」も予定する。
主催の調布市文化・コミュニティ振興財団・中島さんは「真打ち昇進から約1年、待望の調布での独演会。学校寄席などにも積極的に取り組んでいる晴の輔さんの落語は、明るい雰囲気で初めて落語を聴く人にも分かりやすく楽しめる。さらなる飛躍が期待される晴の輔さんの落語をぜひ聴きに来てほしい」と話す。
開演時間は19時。チケット料金は全席自由で2,000円、22歳以下=1,000円。未就学児入場不可(有料保育サービスあり)。