仙川のプラザ・ギャラリー(調布市仙川町1、TEL 03-3300-1010)で現在、川島亮子さんの作品展「Under the skin - 皮膚の下」が開催されている。
古着を使った立体作品と小品多数を展示する「坂上友理展-うまれる」。坂上さんの作品
川島さんは東京生まれ、多摩美術大学大学院で美術研究科修了。1997年から個展などで作品を発表し、「空間の相対性と絶対性」などの代表作がある。同展では作品8点を展示している。タイトルの「under the skin」には、「皮下に」「ひと皮むけば」「本心は」「内実は」「ひそかに」などさまざまな意味があるという。
川島さんは「羽や翼は空を飛ぶためのもので、それを持たない人類にとっては憧れの象徴でもある。このように、対象物をそのまま写すのではなく、その対象物が現れたことによって起きた現象こそ注目すべき。たとえ既知の物を描いても、見る人が体験したことのない異界のものだと感じるように」と話す。
隣接する「サジオ」では、古着を使った立体作品5点と小品多数を展示した「坂上友理展-うまれる」を同時開催している。
両展共、開催時間は10時~18時30分。水曜休廊。入場無料。6月28日まで。