10周年を迎える三鷹天命反転住宅(三鷹市大沢2、TEL 0422-26-4966)で9月20日から、記念同窓会やワークショップなどを行う「三鷹天命反転住宅…まだまだつづく! Reversible Destiny Lofts Mitaka ? Still in the Making」が開催される。
9月20日から開催する「三鷹天命反転住宅…まだまだつづく! Reversible Destiny Lofts Mitaka ? Still in the Making」
同住宅は芸術家の荒川修作さんとマドリン・ギンズさんが設計したカラフルな集合住宅で、身体能力を刺激する曲面や斜面を組み合わせた空間が特徴。
20日には、世界初の「死なないための住宅」である同住宅の建設に携わった関係者を集めて、建築家を交えながら「竣工10周年記念同窓会&公開座談会 第二、第三の天命反転住宅建設は可能か?」を開く。21日は、元住人で独立研究者の森田真生さんによる「数学の演奏会」。22日は、荒川さんのドキュメンタリー映画「死なない子供、荒川修作」と、その姉妹作品でマドリンさんの映画「WE-人間を超えていくために」を上映する。
23日は、巻きずしアーティストたまちゃん(清田貴代)と一緒に「この家に住むネコ」をテーマに巻きずし作りを体験できる「『ネコは家に付く』こころのこねこワークショップ!in三鷹天命反転住宅」。24日は、同住宅の「たてもの見学会」。26日は、NHK教育番組「えいごであそぼ」でおなじみのエリック・ジェイコブセンさんによる音楽ワークショップ「Song and Sound. Making Music with Eric !」。27日は、今春出版された「幽霊の真理」で荒川さんの対談相手を務めた哲学者の小林康夫さんと、荒川さんとも親交の深かった複雑系科学研究者の池上高志さんの「天命反転トーク」。開催時間・参加費などはウェブサイトで確認できる(一部キャンセル待ちのイベントも)。
主催者は「10周年を祝う楽しいプログラムをたくさん用意したので、きっと皆さんの体を通して記憶(メモリー)になるだろう。初めての人はもちろん、来たことのある人にとってもここでの体験は必ず新しい発見になるので、シルバーウイーク(秋の大型連休)にぜひ足を運んで」と呼び掛ける。今月27日まで。