調布市が現在、今年11月に開催する「高校生フィルムコンテストin調布」の参加申し込みを呼び掛けている。
同コンテストは、高校生を対象にした映画コンテスト。映画、映像関連企業が集積する調布市の特性を生かし、プロの映画関係者が審査することで、「映画のまち調布」から将来の映画人を育成、輩出することを目的に開き、今年で12回目を迎える。
申し込みはコンテスト当日に出席できる人であれば、調布市内外を問わず可能。出演者を除くスタッフ全員が作品制作時に現役の高校生で、監督、脚本、撮影、音声、照明、編集など全てを行うことが条件となる。出品は30分以内の作品で、高校生らしい内容でテーマは自由。同コンテストへの申し込みと出品を条件に、同市内の角川大映スタジオの見学講習会に参加(先着10校)できる。
過去11回の同コンテストの最多受賞校は都立調布南高校で、最優秀賞を4回受賞。昨年は、国立米子工業高校が「紙上の空寂」で最優秀賞を受賞した。
同コンテスト担当の杉村さんは「今回新たに撮影所見学講習会を角川大映スタジオに提供いただいた。プロの現場を肌で感じてもらい、映画制作に臨んでもらえれば。今年もたくさんの高校生の力作を楽しみにしている」と話す。
締め切りは7月8日。