調布の味の素スタジアム(調布市西町)で6月25日、ラグビーのテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2016 日本代表VSスコットランド代表戦」が行われる。
主に欧州・オセアニアのナショナルチームを迎えて行う同大会。2015年のワールドカップ初戦では、過去2回優勝経験がある南アフリカ代表に歴史的勝利を収めた日本代表が、次戦で敗れたのがスコットランド代表。スコットランドとのこれまでの対戦成績は、1勝7敗と日本代表は大きく負け越している。
日本ラグビー協会が5月30日に発表したメンバー33人には、2015年のラグビーワールドカップに出場した31人中16人が選出された。リーチマイケル選手(東芝/チーフス)や五郎丸歩選手(ヤマハ発動機/レッズ)は負傷のためメンバーには入っていないが、サンウルブズの選手を中心に、府中市を活動拠点とする東芝ブレイブルーパスとサントリーサンゴリアスからも多数の選手が選出された。
6月2日行われた記者会見で田中史朗選手は「スコッドランドと戦うことによって、日本の位置がはっきり分かる。今回は新たな日本代表のスタートで、まとまることが重要。練習や練習以外でもコミュニケーションを取って統率力を持って戦いたい」と雪辱へ意気込みを語った。大会関係者は「地元調布市民の皆さんに、ぜひ観戦いただきたい」と呼び掛ける。
日本ラグビー協会は田中選手が同12日(日本時間)のカナダ代表戦で負傷したため、日本代表から離脱すると発表し、代わりにバックアップメンバーの矢富勇毅選手(ヤマハ発動機)が追加招集された。
キックオフは19時20分。