![第4回同コンクールでグランプリ、オーディエンス賞、演出賞を受賞し、小説家の安部公房さんの原作を舞台化したTHEATRE MOMENTSの「パニック」](https://images.keizai.biz/chofu_keizai/headline/1497846164_photo.jpg)
調布市せんがわ劇場(調布市仙川町1、TEL 03-3300-0611)で6月25日から、「せんがわシアター・セレクト『踏みはずし(Retake)/パニック』」が上演される。
第5回同コンクールでグランプリ、演出賞、脚本賞、俳優賞を受賞した劇団820製作所の「踏みはずし(Retake)」
調布市(調布市せんがわ劇場舞台芸術を楽しむ市民の裾野拡大事業)が主催して毎年開催される「せんがわ劇場演劇コンクール」で過去にグランプリを受賞した2作品を上演する同公演。今年の7月に8回目を迎える同コンクールの注目度が高まるとともに過去の受賞作への問い合わせが増えたことを受け、せんがわ劇場が推薦する過去のコンクール受賞作品が再上演されることとなった。
演目は、第5回同コンクールでグランプリ、演出賞、脚本賞、俳優賞を受賞した劇団820製作所の「踏みはずし(Retake)」と、第4回同コンクールでグランプリ、オーディエンス賞、演出賞を受賞し、小説家の安部公房さんの原作を舞台化したTHEATRE MOMENTSの「パニック」。
関連イベントとして、25日に演劇ジャーナリストの徳永京子さん、30日に演劇プロデューサーの上谷忠さん、7月2日に劇作家の篠原久美子さんをゲストに招いて、公演後にアフタートークを行うほか、29日にTHEATRE MOMENTS、30日に劇団820製作所の無料ワークショップを実施する。
徳永さんは「作品は作った人たちのもの。でも、それを賞に選んだ劇場にとっても財産。素晴らしい宝物は、しまっておかずに披露したい。コンクールのためにつくられた自慢の2作をまとめて上演するので、グランプリというお墨付きの2団体の実力と、せんがわ劇場の選択眼に触れてほしい」とコメントする。
上演日程は、プレビュー公演=25日、本公演=29日~7月2日。料金は、プレビュー公演=2,500円、本公演=3,000円(当日3,500円)、各種割引あり。詳細はホームページで確認できる。ワークショップは、18時~18時30分、チケット購入者が対象。要申し込み(先着順)。