調布駅南口の子育てカフェ「aona」(調布市布田4、TEL 050-3745-8864)で6月30日、調布市内の私立幼稚園の情報を提供する「調布幼稚園入園フェア」が開催される。主催は「特定非営利活動法人ちょうふ子育てネットワーク・ちょこネット」。
調布幼稚園入園フェアを主催するNPO法人ちょこネットの理事長・コサイト統括編集長・竹中裕子さん
「ここで育てたいまちづくり」を目指し市内で子育て支援事業を展開する同法人。調布市との協働で創設した、調布子育て応援サイト「コサイト」や会場となる同カフェを運営する。
開催のきっかけは、同サイトで市内幼稚園の取材を進める中、保護者の目が長時間保育サービスの有無などに向けられることが多いと知ったこと。幼稚園教育には他にも魅力ある側面があることをより多くの人に知ってもらいたいと考え、同フェアを企画、調布私立幼稚園協会に提案し実現した。多くの幼稚園が例年9月に入園説明会を予定していることから、5月~6月は次年度入園を控えた子どもの保護者が幼稚園情報を集め始める時期。このタイミングで各園の情報を1カ所で得られるイベントを開催すれば、より多くの保護者にアピールできるのではと考えた。
同法人の呼び掛けに応じたのは、晃華学園マリアの園幼稚園、駿河台大学第一幼稚園、調布白菊幼稚園、調布若竹幼稚園の4園。当日は園ごとにブースを用意し、資料を配布するほか、理事長、園長、副園長らが待機し、直接話をする。2時間のフェア開催中に2回ほど、コサイト統括編集長による各園へのインタビュータイムを設け、それぞれの幼稚園の隠れた魅力などについて聞く予定だという。
同法人の理事長でコサイト統括編集長も務める竹中裕子さんは「幼稚園入園の際にはできればたくさんの幼稚園を見学して決めたいけれど、園庭開放や見学など、希望するすべての園を回るのは大変なこと。今回のフェアは、一度に複数園の情報が手に入り、幼稚園の担当者と直接会って話せるチャンス。子育てカフェaonaという場所を使っての初めての取り組みなので、たくさんの方に参加してほしい」と話す。次回の開催については、初回の反響を見ながら積極的に検討していくという。
開催時間は9時~11時。入場無料。予約不要で時間内は出入り自由。