食べる

西調布にネパール・インド料理新店 油控えた本格カレー、テークアウトも

ランチのレディースセット(980円)。カレーは「サグ・チキンカリー」と「バターチキンカリー」、ナン、ライス、サラダ、パパド、ラッシー付き

ランチのレディースセット(980円)。カレーは「サグ・チキンカリー」と「バターチキンカリー」、ナン、ライス、サラダ、パパド、ラッシー付き

  • 51

  •  

 京王線の西調布駅近くに6月6日、ネパール・インド料理店「KARINA KITCHEN(カリーナキッチン)」(調布市上石原2、TEL 042-444-5886)がオープンした。

店主のサルマさん(左)、インド人シェフのビジェさん とジャラムさん

[広告]

 店主のDipak Sharma(ディパック サルマ)さんは、2006年、留学のためネパールから来日。8年ほど都内のインド・ネパール料理店で働くうちに、日本に自分の店を開きたいと考えるようになった。結婚して調布に暮らし始めたことをきっかけに、カレー店のない西調布を選び、同店をオープンした。

 店名の「KARINA」は、ネパールやインドの女の子の名前で、「カリー」と「ナン」を合わせた響きにも通じるため名付けた。店内ではインドの歌を流し、スパイス瓶や現地の装飾品・工芸品などを飾り、ネパールやインドの雰囲気を演出。テーブル14席と小上がり12席の26席を用意する。

 インド人のシェフ2人が作る同店のカレーは、スパイスをふんだんに使い本格的だが、日本人に合わせ油を控えめにしたヘルシーさが売り。野菜、豆、肉、シーフードなどを使った21種類のカレー(750円~)を提供する。「Aセット」=980円、「Bセット(カリー2種)」=1,250円など、ナンやライス、サラダ、ソフトドリンク、デザートなどが付くセットメニューも用意し、辛さは「甘口」「普通」「中辛」「辛口」の4段階から選ぶことができる。

 カレーメニューは、豆を煮込んだ「ダールカリー」(750円)や「ベジタブルカリー」(850円)、定番の「チキンカリー」(800円)やほうれん草と鶏肉の「サグ・チキンカリー」(900円)、「ポークカリー」(800円)、「フィッシュカリー」(900円)などのほか、流行の「バターチキンカリー」(850円)や羊肉を使った「マトンカリー」(900円)も用意。そのほか、インドから取り寄せた釜「タンドール」で、「タンドリーチキン(2ピース)」(500円)やインドのせんべいと呼ばれる豆粉のチップス「パパド」(200円)などを炭火で焼く。「他店ではガスで焼いていることが多いが、炭火で焼く方がおいしいのでおすすめ」とサルマさん。

 「パパドサラダ」(300円)や、ネパールの蒸し餃子(ぎょうざ)「モモ」(600円)、インドの揚げ春巻き「サモサ」(450円)などの一品料理も提供する。

 ランチメニューは、「ダール」「チキン」「ベジタブル」「バターチキン」「日替わり」など、8種類の中からカレーを選び、ナンまたはライスと、サラダ、ソフトドリンク付きで提供(各750円~900円)。そのほか、「レディースセット」(980円)や、チキンとデザートも付く「カリーナスペシャルセット」(1,250円)など、セットメニューは2種類のカレーを選べる。ランチタイムは、ナンとライスがお代わりでき、メニューはすべてテークアウトにも対応する。

 サルマさんは「当店のカレーは、スパイスをふんだんに、油は少なめに、とヘルシーに作っている。調布の皆さんに、体に良いスパイシーなカレーやネパールとインドの料理を気軽に食べに来てもらいたい。ネパールのビールもあるので、夜はゆっくりと食事をしてもらえれば」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース