調布駅東口近くの旧甲州街道沿いに8月1日、おなか専門のクリニック「調布おなかと内科のクリニック」(調布市布田1、TE L042-481-3530)が開院した。
レーザー光源搭載の新世代内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」、富士フイルム独自の先進技術搭載
同クリニックは、がんの早期発見・早期治療を目指す院長の青野哲也さんが、内視鏡検査を中心とするおなか専門のクリニックとして開業。青野さんは、消化器外科医としての豊富な手術経験を生かし、「外科医という立場から、幅広い治療の提案や説明を行っていきたい」と話す。条件が整っていれば、当日中に胃の内視鏡検査を受けることも可能だという。
一般的な内科クリニックより広々とした院内は、面積約56.45坪。待合スペース、2部屋の診察室、レントゲン室、内視鏡室のほか、内視鏡検査や手術で麻酔を受けた患者が、回復のため横になって休憩する「リカバリー室」4部屋を設ける。
診療科は、内科、消化器内科、内視鏡内科、外科。おなかに特化した専門クリニッとしての診療のほか、一般的な内科診療も行い、高血圧や糖尿病、高脂血症など生活習慣病の患者にも対応するなど、地域に根差した全般的な医療を提供する。「かかりつけ医」として、風邪などの症状から専門的な検査まで、地域住民の健康維持をサポートしたい考え。
青野さんは「胃や大腸の病気、特にがんを早期発見するには内視鏡検査が不可欠。皆さまが内視鏡検査を嫌いにならないよう、苦痛を可能な限り少なくした『優しい内視鏡検査』を目指している。特に、内視鏡検査でつらい経験をされた方や同検査を怖い検査だと思われている方はぜひ来院してくだされば。『内視鏡嫌い』を治すことは、私の大切な目標の一つ」と話す。
診療時間は、平日・日曜=9時~13時、15時~19時、土曜=9時~13時。木曜・祝日は休診。