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狛江の花火、来年8月8日開催決定 市民からの要望受け2年前倒しに

過去に行われた狛江・多摩川花火大会の様子

過去に行われた狛江・多摩川花火大会の様子

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 狛江市が8月21日、多摩川で5年に1度開催している「狛江・多摩川花火大会」を2年早めて来年の8月8日に開催すると発表した。

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 同市多摩川の花火は、1922(大正11)年ごろ、狛江市観光協会の前身である和泉多摩川観光協会によって開催されたのが始まりと言われている。2004年までは毎年行われていたが、財政難などの理由で近年は5年に1回の開催だった。

 2015年に開催した同市花火大会は川崎市と連携し、両岸で約11万人を動員。打上花火のほかに狛江市と川崎市を結ぶ約200メートルのナイアガラ花火も披露された。市民からは「もっと開催してほしい」と多くの声が上がったことから、主催する同市観光協会が2018年度の開催に向けた実行委員会で、2年前倒しでの開催を決定した。

 年々、花火大会の開催にかかる経費は増加していることから、同市観光協会は、開催費用の半額を市からの補助金で賄い、残りを協賛金収入や有料席の販売のほか、今回新たに実施するクラウドファンディングなどで募り、花火大会を実現させたいという。

 同市観光協会事務局の海老原さんは「3年ぶりの花火大会を多くの方が楽しめる盛大なイベントにしたい。そのためにも、既に市内のお店などで行っている募金や来年ごろから予定している協賛金、クラウドファンディングにぜひご協力いただきたい」と話す。

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