華々しくグランドオープンを迎えた「トリエ京王調布」C館1階に9月29日、「産食グリル&生パスタ カムラッド」(調布市小島町2、TEL 042-444-2271)がオープンした。
本店で人気のランチメニュー、アジア麺とご飯の「ハーフ&ハーフ」
2004年、オーナーシェフの林卓さんは、調布にカムラッド1号店(布田1)をオープン。その後三鷹店、自由が丘店をはじめ、渋谷や湘南エリアにも出店し、現在は都内を中心に8店舗を経営する。今回、トリエ京王調布には「地元の人気レストランによるファミリー向けの新しい店を」という京王グループからの誘いを受け、出店を決めた。グランドオープン当日は、林さんが料理番組で講師を務めて以来交流のある、ハイキングウォーキングの松田洋昌さんと、「家事えもん」こと松橋周太呂さんがお祝いに駆け付けた。
シネコンのあるC館の1階角にあり、広いテラスと共にガラス張りで目を引く同店。面積は45坪で、広々とした空間に約70席を用意する。テラス席に併設した遊び場では、チョークでお絵かきなどをして自由に遊ぶことができ、子どもは飽きることなく、大人は子連れでもゆっくりと食事が楽しめるように工夫されており、ファミリー層をターゲットにする。
「日本の食材を食べる」をテーマに、林さん自らが全国各地を飛び回り、自分の目と舌で選んだ国産素材を直送。「カムラッド」の代名詞でもある調布近郊の地場野菜は、30戸以上の契約農家から仕入れる。珍しい野菜や無農薬野菜も取り入れ、今まで以上に野菜メニューを増やしたという。
メニューは、トリエ京王調布店限定「富士鶏骨付きもものハーブグリル」(1,620円)、「調布飛行場経由!伊豆諸島直送鮮魚のグリル」(1,512円)、「契約農家直送!武蔵野やさいのサラダ」(1,296円)、「調布産じゃがいものベルジャンフリッツ」(594円、以上、税込み)など。生パスタは、信州産の小麦粉を配合した特別製麺を使うこだわりで、「相模豚のローストポークとマスカルポーネチーズのトマトソース」(1,300円)、「秋限定!いろいろきのことキヌアのクリーミーポルチーニソース」(1,400円)などを用意する(以上、税別)。
トリエ京王調布出店に先駆け、8月29日、調布駅東口北にある本店では「産食アジアンキッチン&樽(たる)生ワイン カムラッド」にリニューアルオープン。中国、シンガポール、インドネシア、ベトナム、タイ、韓国などアジア各国の料理と、イタリア直送のたる生ワインを売りにメニューを刷新した。リニューアル後は、「ランチタイムは意外にも男性客が増え、うれしい誤算だった」と林さん。ランチメニューでは、アジア麺とご飯が選べる「ハーフ&ハーフ(ドリンク付き)」(平日=1,200円、土曜・日曜・祝日=1,400円)が人気だという。夜は、「近江鶏のガイヤーン 菜園仕立て」(1,400円)や「スパイシーなインドネシアチャーハン ナシゴレン」(1,200円)など豊富なアジア料理を中心に、「樽生ワイングラス」(500円)、アジア各国のビール(600円)や「パクチーモヒート」(500円)などを提供する(以上、税別)。
林さんは「新店はヨーロッパ料理、本店はアジア料理と対照的だが、調布近郊で栽培する野菜は両店舗でふんだんに使い、食材は直接食べて味を確かめ選んだものばかり。日本中から直送される安心・安全でおいしい素材を使った料理を、ぜひお子さまを連れてゆっくり味わいに来ていただければ」と話す。
営業時間は、「産食グリル&生パスタ カムラッド」=11時~23時、「産食アジアンキッチン&樽(たる)生ワイン カムラッド」=11時30分~23時30分。