東京オーヴァル京王閣(調布市多摩川4)で11月4日・5日、「第12回東京蚤(のみ)の市」が開催される。
ものづくりの祭典「もみじ市」などを運営する編集チーム「手紙社」(菊野台1)が主催し、ヨーロッパの町並みに溶け込む蚤の市の雰囲気を再現しようと2012年にスタートした同イベント。中心となる古道具などの販売のほか、飲食店の出店やワークショップ、ライブ演奏など、ショッピングとエンターテインメントが融合したイベントとして毎回工夫を凝らす。今年5月の開催時には約3万人を動員した。2014年から「関西蚤の市」、2016年には「東海蚤の市」を開催するなど、全国的にも認知度を高めている。
12回目を迎える今回は、古道具、古雑貨を取り扱う店舗を中心に、古書や古着、花、照明、飲食物の販売、ものづくり体験ができるワークショップなど約210組の出店者やパフォーマーが全国から集結する。北欧の製品や雑貨などを展開する恒例の「東京北欧市」、全国各地の作家や工房が集う「東京豆皿市&箸置き市」のほか、オリジナリティーあふれるリュックが並ぶ「リュックサック・バザール」、東京のみならず京都や愛知からも菓子店が集う「東京おやつ通り」、子どものためのさまざまな品が手に入る「キッズアーケード」が今回新たに登場。会場内の2つのステージでは、ライブやショーなどのパフォーマンスも行われる。
担当者の富永琴美さんは「見どころ盛りだくさんでお届けする『第12回東京蚤の市』。今回も古き良きもの、新しい良きものが溢(あふ)れんばかりに集う。前回からさらにパワーアップした東京蚤の市をどうぞお見逃しなく」と話す。
開催時間は両日9時~17時。入場料は500円(小学生以下無料)。雨天決行。