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手紙社、西調布に服飾雑貨店 「かわいい」脱し、大人の女性ターゲットに

白と黒を基調にシックで落ち着いた雰囲気の「soel」店内、ワンピースなどの洋服が並ぶ

白と黒を基調にシックで落ち着いた雰囲気の「soel」店内、ワンピースなどの洋服が並ぶ

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 京王線西調布駅近くに7月5日、編集チーム「手紙社」(調布市西つつじヶ丘4)が服飾と雑貨の店「soel(ソエル)」(調布市下石原2、TEL 042-444-5572)をオープンした。

ディスプレーされたアクセサリーやオフジェなど、多彩な作品

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 同店は、イベントの企画・運営やカフェなどを経営する「手紙社」がプロデュースする服飾雑貨店。上品で凜(りん)とした大人の女性の店をコンセプトに、30代以上の女性をターゲットにする。店名の「soel」は、「添える」という動詞に由来し、「手紙や花を添える」など、優しく心を豊かにする動作のイメージに、店のコンセプトが重なったため名付けたという。1階には、料理店「菜花」も同日にオープン。オフィスも併設し「手紙社」の複合施設として営業する。

 店内は、白と黒のモノトーンを基調にシックで落ち着いた雰囲気を演出。中心と壁側にワンピースなどの洋服を並べ、アンティーク家具や棚の上に、作家のアクセサリーや雑貨などをディスプレーする。天井や壁には植物やオブジェを飾り、ゆっくりと時間を過ごせるような心地よい空間作りを心がけたという。展示スペースも設け、期間ごとに、テーマに合わせピックアップした作家の作品展示やイベントも行う。

 洋服は同社が初めて取り扱うアイテムで、「MAGARI(マガリ)」「cofu.(コフ)」「Veritecoeur (ヴェリテクール)」など6つのブランドからセレクト。綿や麻のワンピース(1万6,000円~)など、日常から特別な日まで用途に合わせた一着を選べるよう取りそろえる。客層の幅を広げるため、雑貨やアクセサリーは、「手紙舎 2nd STORY(セカンドストーリー)」など他店舗で既に取り扱う作家に新しい作家をプラスし、イメージの異なる作品も用意する。

 店長の中嶋風美さんは「日常にそっと寄り添う『特別な一着』や『ちょっとしたアクセサリー』など、何かお気に入りを見つけてもらいたい。今までの『手紙舎』のかわいいイメージから少し脱し、大人の女性向けに幅を広げた品ぞろえになっている。洋服やアクセサリー、植物、古いものなど、この場所で一人一人の何か『特別なもの』を見つけていただければうれしい」と話す。

 現在、展示ブースには、「a summer outing~夏のおでかけ~」をテーマに、「Lille og Stor(リレオストア)」の革のバスケット、「SHEEP(シープ)」のボタニカルソイキャンドル、「la feuille(ラフイユ)」のドライ植物など、夏を感じるアイテムを展示中。8月6日まで。

 営業時間は11時~19時。月曜定休(祝日の場合は翌火曜定休)。

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