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調布の路地に家庭料理店 店主のルーツ、ホタテ、サンショウ料理などを売りに

:鮮度にこだわり直送で仕入れるホタテを使ったランチメニュー、「帆立づくし」(数量限定1,000円)

:鮮度にこだわり直送で仕入れるホタテを使ったランチメニュー、「帆立づくし」(数量限定1,000円)

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 調布駅南口の「とうきゅう」の裏路地に4月1日、家庭料理店「斗南(となみ)」(調布市小島町2、TEL 042-430-9482)がオープンした。

店主の瀧澤恵子さん(右)と店を手伝う娘の里美さん(左)

 店主の瀧澤恵子さんが事務の職場を退職したことを機に、得意の家庭料理で店を開きたいと、調理に関わる仕事などで経験を積みながら、1階が店舗の一軒家を新築。念願の同店をオープンした。青森県出身の瀧澤さんのルーツを生かした「今、自分が食べたい、家族に食べさせたい」と思う季節の家庭料理を提供する。

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 実家がホタテの養殖業を営んでいたことから、特にホタテの鮮度には強くこだわり、直送で仕入れる。「香りの料理が好き」と話し、店名の由来で、青森県を開拓した「斗南藩」のルーツでもある会津の郷土料理や趣味の登山などから影響を受けているというサンショウを使った料理を中心に、季節のハーブや日本の香草を生かした料理も紹介していく。

 店舗面積は約11坪で、カウンター11席と8人掛けボックス席を用意。一見、飲食店だと分かりにくい場所と外観ながら、ランチどきにピンク色ののれんが出ると、近隣のサラリーマンなどが次々と入店し、連日盛況となっている。

 ランチタイムは、瀧澤さんが開店に向けて事前に仕込んでいたという自家製みそを使った「豚味噌漬け焼き定食」や「鯖味噌煮定食」、「唐揚定食」、「焼魚定食」(各800円)などのほか、炊き込みご飯、かき揚げ、煮物、吸い物などに自慢のホタテを使った数量限定の「帆立づくし」(1,000円)を用意。夜は「おばんざい」や「帆立刺し身」、「大山鶏焼物」、「なめろう」、香り料理の「山椒のちらし」など、旬や仕入れによってメニューを決めていくという。

 ドリンクは「キリン一番搾り・生中」(600円)、「キリンラガー・中ビン」(600円)、サワー各種(450円)、焼酎各種(450円~)、ソフトドリンク各種(300円)など。

 店を手伝う瀧澤さんの娘・里美さんは「母のアクティブさにはいつも驚かされる。初めてのことばかりでオープンまで苦労したので、母らしい店になるように応援していきたい」と話す。またランチに訪れた近隣に務める40代男性は「南口はランチのできる店が少ないので、待ち望んでいた。これから頻繁に利用すると思う」とオープンを歓迎。瀧澤さんは「普段から来てくださる地域のお客さまを大切にしていきたい」と話す。

 営業時間は、11時30分~14時、17時~23時(ランチ営業は平日のみ)。日曜定休。全席禁煙。