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狛江・泉龍寺でコーヒーフェス 新緑の境内でコーヒーと空間楽しむGW企画

5月5日・6日、狛江の泉龍寺で開催されるコーヒーフェス「珈琲参道」

5月5日・6日、狛江の泉龍寺で開催されるコーヒーフェス「珈琲参道」

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 狛江駅近くの泉龍寺(狛江市元和泉1)でゴールデンウイークの5月5日・6日、コーヒーフェスティバル「珈琲(コーヒー)参道」が開催される。

新緑の境内に6店が集結、コーヒーと音楽、寺空間を楽しめるイベント

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 江戸時代に再建された同寺境内の新緑の中で、コーヒーをゆったりと味わえる同イベント。多摩川リバーサイドフェスティバル「TAMARIBA(タマリバ)」を主催した「comaecolor(コマエカラー)」が新たに企画・運営し、今回が初めての開催となる。小田急線沿線の人気コーヒー店やロースターと呼ばれる焙煎(ばいせん)工場が集うほか、コーヒーや寺の空間に相性の良いフードや音楽、ワークショップなども楽しめる。

 日本で2番目に小さな狛江市。小田急線の同駅周辺には、かつて豊富な水源だったと言われる弁財池と緑地保存林が広がっており、近くには建立400年を超える泉龍寺が鎮座する。豊かな自然と歴史的建造物が都市の景観に混ざり調和している、都内でも珍しい場所だという。豊富な湧水があったことからかつては、「和泉村」と言われた同地。泉龍寺は、今でもその名残を残し、地下水を原水とする天然水が湧いている。

 「メンバーの一人が、『泉龍寺を舞台に、もっと人と人がつながることができれば。天然の水でコーヒーが味わえたらいいね』と、ふと口にした言葉から同企画は始まった」と主催者は話す。

 コーヒー店は、同市内や小田急沿線から「堀口珈琲」「IRON COFFEE(アイアンコーヒー)」「ザ バックヤード カフェ」「Finetime Coffee Roasters(ファインタイムコーヒーロースターズ)」「猫月cafe」「STOCKHOLM ROAST TOKYO(ストックホルムローストトウキョウ)」の6店が集結。ショップごとのオリジナリティーあふれたコーヒーを飲み比べることができる。

 加えて、ソロギターリストの「Makoto Okazaki」さん、鍵盤ハーモニカ奏者の「南川朱生(あけお)」さん、特別編成された「珈琲参道カルテット」など、ミュージシャンらの演奏がコーヒータイムを彩る。

 イベント期間中、普段は閉鎖されている「狛江弁財天池特別緑地保全地区」も特別開放される。約4760平方メートルある園内には、野鳥や昆虫も多く、池を中心に多様な植物や樹木、竹林などが自然に近い状態で茂っており、豊かな自然に囲まれた空間を散策できる。

 主催メンバーの山本雅美さんは「新緑の癒し空間を体験でき、コーヒーはもちろんのこと、狛江ならではの景観を味わうことができるのも本イベントの魅力。お寺とコーヒーがつなぐ新しい『ご縁』。新緑がまぶしい境内でコーヒーを味わう時間が、これまで気づかなかったことに出合う時間になればうれしい」と話す。

 開催時間は、両日ともに10時~17時。前売りチケットは、オリジナルマグカップ、コーヒーチケット3 枚、焼き菓子付き(1,800円)。前売りチケット限定特典として、コーヒーチケットの1杯で泉龍寺の天然水で入れたスペシャルコーヒーを提供。同チケットはホームページまたは狛江市内の「堀口珈琲」「ザ バックヤード カフェ」「Piatti」の3店舗でも購入できる。

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