調布・仙川の農園で苗のオーナー募集 ブランド最高峰枝豆など植え付けと収穫体験

「伊藤農園」の植え付け体験直後の枝豆の苗

「伊藤農園」の植え付け体験直後の枝豆の苗

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 調布市仙川の伊藤農園(調布市仙川町1、TEL 080-4200-0852)で現在、トウモロコシと枝豆の植え付けと収穫を行う「苗のオーナー」を募集している。

「伊藤農園」の伊藤彰一さん一家

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 仙川駅より徒歩3分という立地で、先祖代々農業を営み、学校給食や近隣スーパーに野菜を提供している同農園の伊藤彰一さんは、多くの人に農業を通じて自然を楽しんでもらいたいと、昨年夏に農園の一部を「asobibatake(あそびばたけ)」と名付けて農業体験イベントを開催。ミニトマトをアーチ型の支柱に沿うように育てトンネルを作り、その中をくぐりながら収穫し、都心ではなかなか体験できないとうもろこしや枝豆の収穫などのイベントには多くの客が訪れた。

 予想以上の来園客で客とゆっくり話すことができなかったことや、「収穫だけでない農業体験をしたい」との声を受け、今年の夏のイベントは「畑で野菜を育てよう」と題し、苗の植え付けと収穫を行う「苗のオーナー」を募集。植え付けの際は伊藤さんが説明しながら一緒に行い、収穫までのおよそ70日間の管理は農園が行って、収穫時期になったら客の都合に合わせて収穫してもらう。

 現在募集している黄色いトウモロコシは甘みが強く皮が薄い「ゴールドラッシュ」、白いトウモロコシは生のままでも食べられ希少な「雪の妖精」、枝豆はブランド最高峰と言われる「湯上がり娘」を用意。1月から準備を始め、厳冬に耐えられる苗床を作り、種まき後は毎日様子を見ながら時には毛布をかけるなど、大切に育て上げた。

 伊藤さんは「多くの方に小さな苗が成長していく様子を楽しんでいただきたい。土に触れて自然を感じて、採れたての野菜のおいしさを味わっていただけたら」と話す。

 イベントは予約制で5月末まで。料金は各苗10本2,500円。

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