日本ソサイチ連盟(多摩市落合1)は5月10日、7人制サッカーを中心にしたスポーツ施設「J-SOCIETY FOOTBALL PARK(ジェイ ソサイチ フットボール パーク)調布」(調布市染地2、TEL 042-444-2117)をオープンした。
日本初のソサイチ(7人制サッカー)専用ピッチ。分割するとフットサルもできる
ソサイチとはブラジル発祥の7人制サッカーのことで、現地の正式名称は「FOOTBALL 7 SOCIETY」。ポルトガル語の「社会・社交的・共同体」などを意味する「SOCIETY(ソサイチ)」が語源といわれ、中南米諸国やスペインでは公式なリーグも開催されている。日本では日本ソサイチ連盟が代表団体になり、国際7人制サッカー連盟に登録。日本サッカー協会も、アマチュアサッカー人口拡大に向けた活動の一環として注目している。
同施設は敷地面積4645平方メートル(芝部分は1938平方メートル)、日本初のソサイチ国際規格のピッチは天然芝に近い素材のイオンターフによるロングパイル人工芝を採用。LED照明ナイター設備、クラブハウス、男女別トイレ・更衣室・シャワーなども完備している。
2017年に開幕したソサイチ公式リーグ「FOOTBALL 7 SOCIETY LEAGUE(フットボール セブン ソサイチリーグ)」をはじめ、ソサイチの大会や練習を行う。ソサイチコートはフットサルコート3面を連結させた広さのため、分割してフットサルをプレーすることもできる。ソサイチ競技普及のほかスポーツ教室開催や個人向けのスポーツプログラムも行い、スポーツによる地域コミュニティーの活発化を図る。
担当者は「ソサイチは学生や社会人など年齢を問わず楽しめる競技なので、初めての人もここで体験して楽しんでほしい」と呼び掛けている。
営業時間は、平日=16時~23時、土曜・日曜・祝日=8時~23時。