狛江の喜多見駅近くの住宅街にあるビアバー「BEER CELLAR TOKYO(ビアセラートウキョウ)」(狛江市和泉本町1、TEL 03-5761-7130)が、併設するビール醸造場で造った自家製クラフトビールの販売を始めて1カ月がたった。
同店は昨年10月にオープンしたクラフトビール専門店。同店を経営する和泉さんが、米オレゴン州に渡って本場のクラフトビールを学び、今春に酒類製造免許を取得。ビールの醸造を始め、4月25日に販売を始めた。
店舗面積はビアバー部分が9坪で、ビール醸造場を合わせると28坪。同店の特徴は、瓶や缶ビールのほか、テークアウト用として「生ビールの量り売り」を行い、ビールサーバーから「グラウラー」という専用の容器に入れて持ち帰れるようにしていること。グラウラーは持ち込みができ、店内でも購入可能。価格は750ミリリットル容器=3,000円、1000ミリリットル容器=3,500円で、サイズは数種ある。
クラフト生ビールは量り売りのほか、店内での有料試飲が可能。自家製ビールやアメリカのオレゴン州産の樽生ビールを常時10種類用意し、ビールサーバーからビールを提供する。
和泉さんは「家でお酒を飲むのが好きなのだが、自宅でも新鮮で多種多様なクラフトビールが飲みたいとの思いと、あまりクラフトビールに馴染みのない方にも提供できないかと考え、開業に至った。駅前ではなくあえて住宅街に店を持った理由もそこにある。遠方の方ももちろん、まずは地元の方に新鮮で多種多様なクラフトビールを届けていきたい」と話す。
営業時間は、水曜・木曜=16時~21時、金曜=16時~22時、土曜・日曜・祝日=12時~21時。月曜・火曜定休。