「狛江・多摩川花火大会」の開催が8月8日に迫った。
会場の狭さから、花火打ち上げ場所から約110メートルという間近で見ることができるのが人気の同花火大会。前回の開催時には同市の人口約8万人を超える約11万人が来場した。財政難などの理由で近年は5年に1回の開催だったが、市民から要望を受け、2年前倒しで開催することとなった。協賛金は目標金額の1,600万円を達成し、狛江市と川崎市を結ぶ200メートルのナイアガラ花火の費用はクラウドファンディングで募り、137万4,000円を集めた。
打上発数は約5000発。打ち上げ前のステージ・セレモニーでは、同市を拠点に活動する主婦パフォーマンス集団「コマ エンジェル」と川崎市を拠点に活動する女性アイドルグループ「川崎純情小町」が会場を盛り上げる。
さらに、同市と川崎市を一層盛り上げようと、同花火大会のチケットやパンフレット、協賛タオルを持参した人やオリジナルTシャツ、浴衣を着ている人を対象に、割引やワンドリンクサービスなどを提供する「ぶらり寄り道キャンペーン」を企画。狛江市内では、「Kenko Coffee」(狛江市中和泉5)、「焼鳥バル ATELU」(東和泉3)、「チャンダニ」(中和泉1)、「BLUE多摩川アウトドアフィットネスクラブ内カフェQuality Season」(東和泉4)の4店舗、川崎市では10店舗の飲食店が参加する。
大会委員長の藤田克彦さんは「ついに狛江・多摩川花火大会が開幕。『花火大会を楽しみにしているよ』という声が私たちの励みとなり、大きな力となってここまでこぎつけることができた。本当に感謝の気持ちでいっぱい。次は私たちがその期待に応える番。狛江の花火は打ち上げ場所まで近く、頭上で花火が広がるほどの迫力なので、ぜひ会場まで足を運んでいただき、自慢の花火大会をご覧いただきたい」と話す。
開催時間は、ステージ・セレモニー=18時30分~19時30分、花火打ち上げ=19時30分~20時20分。荒天中止。