調布の多摩川河川敷で10月13日・14日、さまざまなジャンルの作り手が一堂に集まる野外イベント「もみじ市」が開催される。
同市内で編集・イベントやカフェ経営を行う「手紙社」(調布市西つつじヶ丘4)のメンバーを中心に構成した実行委員会が主催。年に一度、さまざまな作り手が多摩川に集い、作り上げる「大人の文化祭」として、子連れ客を含めた20代~40代の女性を中心に人気を集める。昨年の開催時には、2日間で約2万人が来場した。
2006年の初開催以来、毎年テーマを設けて取り組む同イベント。今年のテーマは「DISCOVERY」で、担当者は「作り手、もみじ市ファン、スタッフなど、イベントに関わる全ての人にとって、新しい発見と実りある2日間になるようにとの思いを込めた」と話す。
今年の目玉は、出店者同士のコラボーレション企画。陶芸と金工、金工とイタリアン、木工とパン、パンとイラストレーションなどを予定し、購入できるコラボ作品もあるという。「それぞれの分野の作り手がタッグを組むと、どんな化学反応が起こるのか、もみじ市ファンの一人としても興味津々。他の人と組むことで新しい『発見』をすることができれば、イベント冥利(みょうり)に尽きる」とも。
出店は、陶芸家、布作家、イラストレーター、カフェ、パン店、パティシエなど、さまざまなジャンルの作り手全100組をはじめ、手芸ワークショップ、絵本読み聞かせ、テント映画館などを予定するほか、高野寛さん、コトリンゴさんなど6組のアーティストによるライブも実施する。
実行委員で手紙社の小池さんは「私たちが自信を持って『すてきだ!』と紹介できる作り手たちが一堂に会すイベント。来場する皆さんが、少しでも特別な時間を過ごしていただけるようなイベントにしたい」と話す。
開催時間は、13日=10時30分~16時、14日=10時~15時30分。入場無料。荒天の場合を除き、雨天も開催。雨の状況により、東京オーヴァル京王閣での開催となる場合あり。