調布駅南口のショッピングセンター「調布とうきゅう」(調布市小島町2、TEL 042-486-0109)が1月14日、リニューアル工事を開始した。
同店は食品スーパー「東急ストア」のショッピングセンター業態1号店として1971(昭和46)年に開業以来、市民に親しまれ、同駅南口の発展を担ってきた。近年は京王線調布駅の地下化に伴う駅前の再開発が進み、2017年には開発の目玉だった大規模商業施設「トリエ調布」やシネマコンプレックス「シアタス調布」が開業するなど、駅前の変遷や店舗老朽化が問題となってきた。これを受け、地域のニーズにより対応した商業施設に生まれ変わるため、リニューアルに踏み切った。
工事は営業を続けながら2段階に分けて行う。現在は2階の衣料品・生活用品売場が閉鎖され、新たに100円ショップ「ダイソー」、寝具専門店「スリープスクエア」、クリーニング「ポニークリーニング」を新規に導入予定。1月31日からは1階のベーカリー「サンジェルマン」が閉店となり、東急ストア直営のベーカリー売り場や地下1階と1階にエレベーターを新設するなど、順次食品フロアも着工していくという。
店舗企画部店舗企画課長の長浜さんは「この度は、より調布のお客さまの日常利便性向上に寄与できる館になることを目指してリニューアルとなった。しばらくの間、お客さまには不便をお掛けするが、グランドオープンに期待してお待ちいただきたい」と話す。グランドオープンは5月下旬予定。
営業時間は、地下1階=9時~22時、2階・3階=10時~21時。一部専門店は除く。