市民交流イベント「第5回調布まち活フェスタ」が3月17日、調布市市民プラザあくろす(調布市国領町2)で開催される。
3月17日に開催する市民交流イベント「第5回調布まち活フェスタ」
市内で活躍する市民活動団体のPR出展を通じて参加者や団体と交流することで、それぞれの活動の活性化を目指す同イベント。過去4回とも約2000人が来場する人気イベントとなっている。高校生からシニアまでの幅広い世代でつくる実行委員が企画する。
イベントに参加する「復興の未来へ行こう!ワカモノプロジェクト」は、「青少年ができることを楽しく続けることで長く続く東日本大震災被災地の応援を行う」ことを目的に、高校生~大学生の若者による団体として2012年に結成。震災を経験した宮城県石巻市の高校3年生・渡辺雄大さんを講師に招き、講演会、語り部、ワークショップ形式の話し合いを行う「「プロジェクトミライ」を開催する。
同プロジェクトのメンバーで企画リーダーの武井友佑さんは「『いつか語り部をして、震災について知ってもらい、今後起こるであろう震災に生かしてほしい』と語った渡辺さんに講演を依頼した。宮城県で起きた震災と、調布で起きるかもしれない震災を比較しながら、実際に起きたらどうすればいいのかを探求するワークショップも行う。多くの人に知識を広め、力になればうれしい」と話す。
当日は、飲食ブースや、プラレール・鉄道模型展示、押し花体験、ペンの持ち方鑑定、スニーカー選びのアドバイスなどのほか、音楽やパフォーマンスの披露も予定する。
開催時間は、フェスタ=10時~15時、プロジェクトミライ=11時30分~13時(定員30人)。参加無料。