地域の個人店の商品を集めた物産展などのイベント「深大寺まちの楽しみ展」が6月29日、調布・深大寺にある元そば店の空き店舗「いづみや」(調布市深大寺元町2)で開催される。
同イベントは、空き家の活用を進める市民団体「空き家を“スナックする”会」が、同会場となる空き家の利活用を目的に開催。当日は10時から21時までは無料休憩所として開放し、随時物件の見学も可能として、深大寺周辺にある店舗などの商品が並ぶ深大寺物産展や深大寺周辺のまち歩きや、地域の仕事づくりをテーマとしたトークイベントなどが行われる。
当日のプログラムは、10時から休憩所としてオープン。11時から、地元で採れた新鮮な野菜や、ドーナツ、焼き菓子、調布産のはちみつなどが並ぶ深大寺物産展を開催(商品が売り切れ次第終了)。「まちあるき」は、11時~12時が深大寺境内、14時~15時30分が神代植物公園、16時~17時30分は深大寺の温泉を案内する。18時~20時は、地域の事業者をゲストに迎え、地域で仕事をつくることをテーマとしたトークイベントが開かれ、全てにおいて希望のプログラムにのみ参加できるという。
同イベントを主宰する薩川さんは「空き家は調布にも多数ある。これらを活用していくに当たっては、一つ一つが地域の大切な資源だと捉え、その場所にしかない魅力をつくっていくことが大切なことだと考えている。今回の会場となるいづみやは、地元人として、誇りを持ってお勧めできる深大寺エリアにある。周辺地域の魅力的な『商品』や、『景観』、地元の『人』をご紹介させていただき、この地域でしか味わえない魅力に触れていただきたい」と話す。「同物件を活用したい人を、短日から長期利用まで幅広く探しているので、この機会に見学にだけでも気軽にお越しいただければうれしい」とも。
開催時間は10時~21時。参加無料。予約不要。