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調布に本格レコーディングスタジオ 第一線で活躍するプロエンジニアが開設

レコーディングエンジニアとして20年以上の経歴を持つ代表の原さんと最新の録音機材が揃ったスタジオ

レコーディングエンジニアとして20年以上の経歴を持つ代表の原さんと最新の録音機材が揃ったスタジオ

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 調布「深大にぎわいの里」(調布市深大寺元町1)内に開業した「調布レコーディングスタジオ」が7月7日、オープニングイベントを実施する。

常設のドラムスタジオ。ドラムは持ち込みも可能で他の楽器の録音もできる

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 同スタジオを運営する原裕之さんは、20代でレコーディングエンジニアとしてデビューし、バンド「L'Arc~en~Ciel」の三部作「浸食」「HONEY」「花葬」や相川七瀬さんの作品を担当したほか、「日本プロ音楽録音賞」も複数回受賞し、その技術が高く評価されている。日本最大のレコーディング集団である「ミキサーズラボ」にも所属し、幅広いジャンルで活動する。

 同スタジオの立ち上げについて「以前は全く考えていなかった」と原さん。17年前から調布に住んでいたものの地域との接点は「全くと言っていいほどなかった」ところ、3年ほど前から同市内のスポーツ団体に参加し、地域との関わりができたことに加え、技術革新により、以前は難しかったことが小さいスタジオでもできるようになったこと、プロの技術が生かせるスタジオを存続させる必要性を感じたことから設立を決意。同スタジオでは厳選した最新のものとビンテージの機材を備え、ほぼ全ての楽器のレコーディングに対応する。ミキシングやマスタリング、ライブレコーディングなど音楽制作に必要な全ての作業に対応し、アマチュアやインディーズのバンドが気軽にレコーディングできるように、ドラムも常設する。

 オープニングイベントでは、クラシックやロック、アニメなどジャンルは問わず、好きな音源のCDなどを持参し聴けるほか、レコーディングがどのよう行われるかなどの話なども聞くことができる。自分の音楽を作ってみたいと思っている人や子どもと一緒に良い音を体験してみたいという人も受け付けている。

 原さんは「プロのスタジオは特に費用などの面で敷居が高い。スタジオの空き時間を使って、アマチュアの方にもプロの機材や技術を体験いただける場になればうれしい。コンテストの応募用音源の録音などにも使ってもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~19時。予約不要。

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